湘南爆走族 : レヴュー(MOVIE)
(Update:2005/01/16)
【公開】 1987年04月25日
<監督>山田大樹 <原作・脚本>山田大樹 ・和泉聖治 (以上、敬称略)
〔あらすじ〕
83年に、「少年KING」誌上連載以降、爆発的な人気となった吉田聡さんのコミックが原作。
髪を紫色のリーゼントに決めた江口洋助(江口洋介)は、 波打際高校の通称''手芸のえっちゃん''こと第25代手芸部部長である。
ハイテクニックを女生徒に伝授している何とも心優しい男である。
しかし江口は、そんな顔と同時に、バイク好きな高校生暴走集団である"湘南爆走族"(以下、湘爆)率いるリーダーとしての顔も持っていた。
そんな江口を優しく見守る女性は津山(清水美砂)さん。
彼女は手芸部の副部長である。江口はツッパリ4人と単車が待つ校庭へ......。
そぅバイクを走らせるために。手芸部の活動を抜け出しバイクを駆って湘南の風の中を疾走する湘爆のメンバーたち。
湘爆のメンバー彼らが目指すは、ラーメンショップ「じぇんとる麺」。
この「じぇんとる麺」のマスターは、湘爆初代親衛隊長が営んでおり、そして彼らがガソリン代捻出で金欠も、唯一ツケのきくお店である。
そして1杯のラーメンを前に、丼の中に入っている「なると」、麺をも取り合いになるほどの争奪戦が繰り広げられる。
ナンデも湘爆の10か条の掟には、【じぇんとる麺で1人1回のチュルチュルは麺3本までとす。】なる項目もあるくらいだ。
メンバーの中で唯一公認のカップルは、晃(織田さん)と民子さん(杉浦美幸)だ。
晃は黒・赤・茶の3色メッシュと太い眉毛がトレードマーク。
ケンカが早く、晃の彼女に声でもかけようものなら顔面パンチが飛んでくる勢いだ。
民子も江口、津山と同じ手芸部の部員であり、学業以外では積極的な性格で、湘爆のメンバーをも怖がらずに近づいていけ、晃のハートを射止めた。
晃も民子の前では尻に敷かれているふうである。
晃たちが、ガス代捻出のために茶娘?!みたいな格好でバイトをするも、そんな姿を民子に見られたら、と、晃は「タミさんに見られませぬように......。」と、呟きながら気が気でない、なんとも可愛いものである。
そんなある日、 江口は横浜をおさえた暴走集団"横浜御伽"が湘南進出を企み、他グループにケンカを仕掛けはじめたことを聞き、いきり立つ。
そして"横浜御伽"から正式な挑戦状が叩きつけられ、 それを受けた親衛隊長の晃は、1人で決着をつけるために長者ヶ崎へ向かうが......。
〔感想〕
この作品では、手芸部副部長のヒロイン・津山を演じるのは朝ドラ『青春家族』にでる前の清水美砂さん、民子を演じるのは杉浦幸さん、宿命のライバル「地獄の軍団」総長には横浜銀蠅の翔さん。
抗争相手の「横浜御伽」リーダーは、今やVシネの帝王の異名を持つ竹内力さんと、正にバラエティに富んだ面々が揃っていました。
出演は、オーディション選考だったそうですが、江口洋介が役名=江口洋助と漢字で一字違いは偶然とは言え凄い!やっぱり運命なのかも......。
また、織田さんも秘めたパワーを感じさせたと言わせしめ、バイク経験初めてで随分頑張ったようです。
そしてケンカのシーンは殆ど本気で殴り合っていたそうで迫力満点の仕上がりになっています。
個人的には、やはり湘爆のメンバーたちの茶娘姿、そして「じぇんとる麺」でのシーンには笑わせてもらい、最後の晃1人で決着をつけにいくあたりのシーン、そして民子と海でケンカするシーンが印象に残っています。 皆さんはどんな感想をお持ちですか......。
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