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 織田裕二 アフリカ大自然スペシャル 象物語

O/A : 2005.05.18(水)<TBSテレビ>

織田さんが、アフリカの大自然を旅したドキュメンタリー番組。

2004年7月、織田さんは3週間にわたりアフリカ・ケニアを訪れました。そこで、旬の動物を追いかけているうちに「象」に行きつくことに。
また、今年2005年1月には、その「象」の進化(=象の鼻は、なぜ長い?)の疑問を解くために、イギリス・ロンドン自然史博物館(The Natural History Museum)を訪れます。トータルで約1ヶ月の滞在。
象をはじめとしたサバンナで出会う様々な動物たち、「象」に関わっている人々、そして、アフリカという大いなる自然との出会いを通して、織田さんが自分で感じたことを自分の言葉でナレーションをした番組です。

番組の始めと最後に、織田さんがナマ出演。


<以下、映像内の織田さんの言葉を青字、そして織田さんのナレーションをで表記>


「こんばんは、織田裕二です。皆さんは、日常を忘れてフト旅に出たくなることはありませんか?」
9:00pmの時報と共にアフリカの映像が流れ、織田さんTBS Fスタジオからナマ出演の第一声がコレでした。
子象マディバとの出会いによって当初の予定とは場所も滞在スケジュールも変わってしまったアフリカの旅。しかし大切な何かを確かに感じた織田さん。
「あなたも冒険旅行に出かけませんか? では後ほど......。僕もここで観てますから。」
そして本編へ。



アフリカの大自然で生活している野生の動物たちの映像、サバンナ。
織田さんたちの眼前を歩いていくキリンたち。
「いきなり、あのぉ、キリンから流し目くらっちゃいました(笑)」
つぶらな瞳のキリンの流し目、笑えます。
ナレーションで、「好奇心が僕を動かす」という部分がありましたが、コレが本音でしょう。織田さんの好奇心を大いなる自然に抱かれたサバンナが、確実に刺激したのが伝わってきます^^;

今回のメインテーマは「象」。「象の鼻はなぜ長い?」
(現存する地上最大の遥かなる進化を追って、身体を張った科学と冒険の旅へと、出発しましょう......。)


織田さんたちは、本物のアフリカ象に会いに行くため、プロペラ機に乗り込みキリマンジャロのふもとまで。

▼ケニア アンボセリ国立公園(KENIA AMBOSELI N.P.)
何もなくて地図を広げてみても距離感が全然分からない。車で走っていくと象の群れを発見! 織田さんの子供のような好奇心旺盛な瞳が印象的です。
車をとめて象の散歩を眺める。自分たちの目の前をのっそりと歩いていく。
「ヘェ〜〜〜〜〜、すげぇ耳でかいな!」
その距離、織田さんたちと3メートル、2メートル...... もぉ目の前!
交尾しようとする象。
「あっ、子供同士じゃないのか? あ〜、やめちゃうのかよ。」

倒れている子象2頭を発見! 近づいてみることに......。 
「もしかして、エッ!て思ったんですけど、そんな心配は全くなくって。ちゃんと親たちがこぉ、日陰を作ったあげてたのかなぁって。守ってあげてたんですね。」
「愛を感じますねぇ。」

突然現れたオスの象。
「今更なんですけど、象って不思議な生き物ですよねぇ。」
「こんな渇いた大地で巨大な生き物が生きてるっていうのが、すごく不思議ですね。」

これほど大きな年老いたオスの象に会えるというのは奇跡に近いことらしい。巨大な象牙が狙われて密猟の標的にされてきたからだ。

真っ赤な夕焼け空、陽が沈みかけている......。
「すっごく綺麗ですね。」
大パノラマ、よぉく観るとそこには、あの巨大な象も、手前には鳥もいる。
「象からみると地球は小さいのかなぁ?」
「言葉になんないよなぁ......。」


(ロッジへの帰り道、僕は不思議な音を聞いた。僕たちは、野生の象たちに取り囲まれていた......。)
威嚇しているかのような象の荒々しい声?
身の危険を感じて、すぐさま車を走り出させる。
しかし、その後もサバンナには象たちの不思議な音が、ずっとずっと響いていた......。
この不思議な音はなんなのか?
翌朝......、プロペラ機がランディング、そして彼女が降りてきた。
ジョイス・プール博士だ。この地で27年間、象のコミュニケーションの音について研究してきた人である。
このジョイス・プール博士からランブルと呼ばれる象の低周波音コミュニケーションについて教えてもらう。
このランブルの音を聞かせてもらう織田さんのひとつひとつの表情が、また興味深い。


次に、恋する動物たちのいろいろなサインの映像。


そして、いよいよ子象・マディバ(♂ 生後10ヶ月、ボツワナ生まれ)との出会い。

▼ナイロビ・シェルドリック動物孤児院(Nailobi N.P.内)
(密猟で母を殺された子象たちが育てられている場所......。)
小錦さん2人分ぐらいの体重がある子象たちが、容赦ナシで織田さんにじゃれてくる^^;
「今日は流し目じゃなくて、メスに金的くらいました。」
「鼻、やわらかいですねぇ。大福をこぉ持ったときみたいな。」

マディバたちは遊んでもらっているのがよほど嬉しいのか、織田さんのブルゾンのジッパーを壊してしまうほど。またちょうど歯が生え出している時期で、子象たちは歯がかゆいんだそう。
「人間の赤ちゃんと同じですね。」
そして、「この子たちはナンデここに?」という素朴な疑問。
マディバの母親が殺され、マディバの額も割られていたという話を聞いたときの織田さんの心底驚いた表情も然り。
象牙だけが欲しいがために密猟され、人間に殺されてしまう象の話に、
「そんな象牙、いらないっすけどね。」
この言葉がトッテモ印象的で、個人的にはとっても説得力を感じました。

キーパーのエドウィンさんから教えてもらった匂いによる刷り込みをしてみる織田さん。
「今度あの、一緒にね、ライオン来たとき守ってくれる?」
マディバに話しかける。
マディバたちにココナッツオイルを丁寧に塗ってあげたり、ミルクをあげたり......。
砂浴び場では砂をかけてあげたり、束の間の休息をとったり、と。
織田さんが象に頭を食べられてる?そのときの織田さんの表情って、愛に溢れていました。
「くわれた半分、このへんまで。象にくわれた男、あんまり画になんねぇな。」
キーパーの仕事を体験させてもらった1日が終わろうとしている。
マディバたちは家?に帰ります。
キーパーの方々も象と同じ部屋で寝起きを共にされるんです。これには本当に頭が下がります。
部屋には人間(キーパー)用と子象用のマットや布団がありました。そして可愛〜〜〜い子象の寝顔。布団をかけて寝てます。
「いやっ、母は偉大だ。」


(弱いもの、一人では生きていけないものは、救ってもムダなんじゃないかっ、と思ってた。大自然の中の弱肉強食の掟の前では、それもまた自然の摂理の一部なんだから。けれど一度こぉして出会って、一緒に時間を過ごした後では、僕はマデイバに対して彼を救うのがムダだなんて思うことはできない。それはなぜなのか? ちゃんと言葉にできるまでには、僕はもっともっと旅をしなければならなかった。......、そして更なる旅に出た。)

▼ロンドン(LONDON)
なぜロンドン?
「ロンドンにも象がいるんです。......、ある人に会いに来ました。」
ロンドン自然史博物館(The National History Museum)で、ラーマン・サクマー博士(象の生態と身体構造のエキスパート)と会う。この方が、「ある人」だったのです。
大哺乳類室。ここで織田さんは、サクマー博士に素朴な疑問をぶつけてみる。
「すごくシンプルな質問なんですけど、なんで長いんですかねぇ、象の鼻は?」
そしてサクマー博士から象の進化を教えてもらう。


▼マサイ・ラマ国立保護区(MASAI-RAMA N.P.)
ライオンを発見するも、おなかをすかしていないようだ。
1年に1回の大異変が起こっていた。タンザニア側から野生のヌーが大移動してきていた。
そのヌーの大移動を追うことに。そして、弱肉強食の共存を目の当たりにする。
(僕は子供の頃に読んだキプリングの「ジャングル・ブック」を口ずさむ。"さあ、これがジャングルの掟、大空と同じに古く、真実だ。掟を守るものはうまくいき破るやつは死ぬだけだ。")


▼ツアボ国立公園(TSAVO N.P.)
赤い象。なぜツアボの象が赤いのか? 
キーパーを先頭に、赤い象がやってきました。象が泥浴びをし、赤い土にを体にこすりつける。
「僕も泥だらけになってきました。日焼け止めクリームです。」
と言った織田さんの腕にはSWATCHの腕時計が。
「この泥の色なんですね。」
この群れのリーダー・エミリー(♀ 12歳)。彼女たちは野生にかえりつつある象。
エミリーは長い鼻で織田さんをウォッチング & タッチング?!
「やっぱりあのぉメスなんで、ここの匂いをかがれますね、しょうがないね。みんな笑ってる(笑)」
「エミリーにキスされました。」

フンコロガシやいろんな昆虫。
童心に戻っている、そんな表情を見せてくれた昆虫少年の織田さん。
(ツアボでは、象のガールフレンドが出来た。また会いに来るよ。)


象とジュゴンの祖先は同じ、ということで、絶滅寸前のジュゴンがいる海の町へ......。

▼ラム(LAMU)
狭い路地。そこで見かけた女の子たち。


小型ボートに乗ること3時間、幻のジュゴンの海。
▼キウンガ海洋国立保護区(KIUNGA MARINE N.R.)
ゴーグルをつけて、いざダイブ!
「ジュゴンの気持ち!」
ジュゴンのえさ「ウミショウブ」をひとくち、
「にがい。」


▼エルゴン山(Mt.ELGON N.P.)
大きなリュックを背負い、洞窟へ......。
標高4000メートルぐらいの山、そんな山に象が来るの?
そして洞窟内で象の牙跡を見つける。象が必要なミネラルを得るために。
無数に見えた牙跡......。
しかしエルゴン山の噴火で洞窟象が姿を消してしまったらしい。


そして、最大のミステリー。マディバが覚えているのか?

▼ナイロビ・シェルドリック動物孤児院
「果たして、あのマディバは僕のことを覚えているんでしょうか?」
マディバが走って来ました。
「覚えてんのかぁ。」
「こぉいぅ生き物が今も地球上にいるっていうのが、僕は信じられないね。」

実際に触れてみて分かることを実感した織田さん。
「コイツが実際大きくなって何年もたって大きくなったとき、彼は覚えているのか知りたいですね。それまでちゃんと生きてるんだぞ、おまえ。マディバ、ちゃんと生きてるんだぞ。」
織田さんから最後のミルクを飲ませてもらうマディバ。
そして......、マディバとの別れ。
後ろ髪ひかれる思い、きっとそんな思いでマディバたちのいるところを後にする。
また何年後かに、マディバに会いに訪れるのでしょう。


(頭の上には青空。そして広大なアフリカのサバンナをわっていく白い雲。さぁ、次はどこへ行こうか? ミステリアスで、スゥィートな僕のアフリカの旅は始まったばかりだ。)



そして、番組の最後。ナマ出演の織田さんが......。
そぉ、場所はTBS玄関前特設スタジオから、織田さんご本人の口から「世界陸上 2005 ヘルシンキ大会」メインキャスター決定のご報告がありました!


蛇足になりますが、動物の生態に興味ある友人もコノ番組を観ていまして、番組放映後すぐさまメールを貰いました。
イタリア語には「彼は象のように記憶力がいい」という表現があるそうです。象の記憶力の良さというのは有名な話なんですね。改めて、象の記憶力の底知れなさみたいなものを感じました。すんごいんだなぁ......。



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