映画「県庁の星」メイキング
O/A : 2006.02.01(水)<CS・フジテレビ721>
まず1分半ぐらいの予告編らしきものが流れます。
画面左に進行役のフジテレビ・アナウンサーの笠井さん。そして真ん中に織田さん、そして右には西谷監督。
織田さんのお召し物は「野村聡」です。
▼新境地を語る 織田裕二の挑戦 県庁の星
笠井: 「織田さん、本当に久しぶりに映画に帰っていらっしゃいました。」(以下、黒・明朝字体)
織田さん: 「はい....。イヒッ、すいません。」(以下、青字)
「3年間」
「らしいんですよね。」
「何やってたんですか?」
「いやいやいやいや(笑) 去年はもぅ、前半だけで8カ国ぐらい行ってましたよ。」
「この3年間、織田さんのもとにも、様々な映画の企画が立ち上がったりしたと思うのですが...。それはどぉでした、3年間の間。」
「すごくあのぉ、ありがたいことで、いろんな面白いお話があって、で、どんどん今も進めてますけども。」
「その中で『踊る大捜査線 THE MOVIE2』の次回作に、この『県庁の星』を選んだというのは、何が決めてでした?」
「ちょうど...『自分探し』っていうのをしてたんですね。あのぉ去年一年間。
そのぉ、コンサートだったり、まぁ歌のこともやってたりだとか、そのぉ、動物と....まぁ、触れ合ったり、えー、世界を見て、その、中でこぉ、パッとこれを見たときに、アッ!っていう、これは!っていう、勘じゃないですけども、フッとなんかこぉ、惹かれちゃったんですね。」
「ちょとこぉ、悩まれていた? 自分に対して」
「そぉですね。」
「それはどぉいぅところに」
「いやまぁ、気がついたらまぁ、こんな年になってまして(笑) えー、さぁこれでいいのかな、と。
まぁそれは、別に年は関係ないかもしれないですけど、たまに来るんですね。」
「もぅ一回自分を見つめなおしてみようと」
「もぉ突っ走って、アホになって、ってやってるときはそれでいいんですけども、アホになりきれなくなったとき、ちょうどその時期が、サイクルとして周ってきて。」
「あのぉ、そぉいぅかたちで今回、自分に向き合うことを含めて、作品に、また入っていかれたっていうことですけども、そんな内面的なものもね、僕は映画に出てると思ったんですよ」
「はい。」
「織田さんの... 一方、西谷監督は、これが映画デビュー作」
西谷: はい (以下、赤字)
「このデビュー作が、織田裕二さんと柴咲コウさんの、この主演コンビネーション。これ聞いたときは?」
「いやもぉ、嬉しい...です。つまらない応えですけどね。夢のねっ、共演という、まっ話題性ばっかり言っててもしょうがないですけども。まぁでも、まぁ織田さんが今回は一番大変だったんじゃないかな?」
「いえいえ。監督に比べたら...(と言いながら手をイイエという風に振ります)」
「まぁ、僕が一番大変だった」
(ここで、織田さんを始め、全員が大爆笑)
「作品についてはですね、また後ほどですね、詳しくお話をしたいと思いますが、ここはひとつ、最初のテーマに入りたいと思います。では、」
【俳優 織田裕二を斬る】
「西谷さんは、監督として織田裕二さんをどんな俳優さんとみていらっしゃいますか?」
(このとき、織田さんはテーブルに出されていた飲み物=氷の入ったウーロン茶のようなものにストローがさしてある:左手でグラスをもって、ひと飲み)
「あのぉ、今回出てくる『野村』?(と言いながら織田さんの方を見て確認する風に)に、ちょっと近いところがあるよね。(と、織田さんの方を向いたまま)やっぱり上昇志向が強いですしねぇ、まぁ、天才と言えど、やっぱり努力のまぁ塊だと思いますから。」
「確かに、今回この.... 今までの織田さんとは、言ってみれば正反対の役柄」
「そぉですね(このとき、織田さんは、膝に肘をついてあごの下で手を組む姿です)」
「そのインパクトが、まず、観ている方はとても面白かったし、どぉなんだろう.... 織田裕二、ここからどぉするんだろう、というような興味が、まず最初にわきあがる作品でした。
と言いますのも、織田さんのフィルモグラフィーを見れば一目瞭然なのですけれども(と言いながら、フィルモグラフィー:映画の書かれたフリップを出して) デビュー作は『湘南爆走族』。」
「暴走族からね〜〜〜」
「いえいえ、爆走族ですよ(とフリップの字に指を指して、すぐさま西谷さんに向き直る)....(ココで皆さん爆笑) よく間違えられる。」
「ここでの思い出って、どぉですか?」
「『湘南爆走族』っていうのは、まぁほんとに、そのときの、あったかさ、たるや、凄かったですね。
監督のエネルギーも物凄かったし、みんな若いですから、腕の2,3本折る、っていうのが当たり前にある現場で、今考えるととんでもないんですけども。」
「パワフルだった」
「そぉですね、すごく、ほんとに、あっ、素晴らしい、チームでしたねぇ(ここで、織田さんお得意の左手で鼻のあたりを...)」
「この『湘南爆走族』で自分が映画デビューして、したときにですね」
「はい。」
「その後の、自分、といったものをどれだけイメージしていたんですか? 俳優として」
「俳優という気持ちは全然なかったですね。俳優というよりは、その頃は、音楽がきっかけで、ライブで、バンドでライブやって、それがきっかけで、あのぉ、こぉいぅ出会いがドンドン出てきたんで....。
こんなにやってみて初めて、こんなに現場っていうのは面白いんだって、いう。
なんにも分かんないですから、右も左も。大学やめて、そのまんま、この世界飛び込んじゃったんで、勘、勘だけですね、殆ど。 あ、これが俺がやりたかった世界に近いんじゃないかな、っていう。」
【ターニングポイントの作品は?】
「自分の俳優人生の中でターニングポイントになった作品ていうのは? 映画で選ぶとしたら、どこになりますかね?」
「う〜〜〜ん、そぉですねぇ、「踊る」も勿論あるけれども「ホワイトアウト」っていう作品もそぉだし、今や、1本づつがターニングポイントになっちゃってるというか.....。
たぶん、これは後になってみないとターニングポイントって、もしかすると分からないかもしれないけど、この作品が(と言いながら「県庁の星」を指差す)大きなターニングポイントになるんじゃないかな、っていう気はしてますね。」
「確かに役柄からすると、「県庁の星」はちょっと、異質な」
「異質ですね。」
「ねー」
「全く違いますね。」
「織田さんの映画での関わり?」
「僕もよく迷うんですけどね、俺ってどぉいぅ人間なんだろう。」
「それってどぉいぅこと?」
「えぇ、役柄やるとバカ正直にその役になろうとするんで、抜け出せないんですね。
で、その役柄を作るときに自分の中のどっか、側面というか、一部を削り取って、そこを誇張していったり、自分の知ってる知識を中から、こぉ、役を作っていってる。
なかで、時には教わりながら(と言いながら西田に監督の方を向く)監督から教わりながら、『あ、そぉか!』と思いつつ、やっていく。」
「役にどっぷりつかるタイプっていうことですか? まず一つ言えることは」
「その方が楽しくない?ですか。」
「はぁ〜〜」
「ていうか、それしか出来ないんです(と、西谷監督の方を向いて)下手くそだから。」
「役作りがスゴイよね。今回もね、県庁さんの特技として書類作りというのがあるんですけど、あ〜の、プライヴェートでもマニュアル作ってますからね」
「(両手で顔をおおいながら)ハハハハハッ.....(と笑ってます)」
「どぉいぅ意味? どぉいぅ意味?」
「いやぁ、なんでもないです(と天を仰ぐふうに)」
(ここで、周囲のスタッフあたりの笑い声も聞こえます)
「プライヴェートっていうのはどぉいう意味?」
「アホですねぇ、僕は。感化、すごく感化されやすい男、なんで、僕そぉいう作業したことないんですよ。」
「ちょっと待って。すごい面白い話なんですけど、マニュアルっていうのは「俳優業」としてのマニュアル?っていうことですか?」
「そぉですね。」
「それには何が書いてあるの?」
「いえいえ、もぉ忘れました!いやですよ〜(笑)」
「織田裕二の俳優マニュアルに何が書いてあるの?」
「そんなこと、そんなこともぉ、とてもじゃないけど....」
「セリフを覚えようとか、そぉいぅ雰囲気のもの? そぉいぅ単純なものじゃない、か...」
「いや、いや、意外とすごくシンプルなことが大事だったりすることってないですか?」
「分かります」
「僕この作品やって、「あっ、絶対ハンカチだ」って思いましたもん。(と言って、上着右のポケットからハンカチを出す)
こんなの学生時代必ず持ってたじゃない、ですか。はい、ハンカチ持った? お財布持った? 定期入れ持った?って言われてたでしょ。(ここで、ハンカチをしまう)で、持った?って言われなくても、自分でハンカチ持ってなきゃいけないんですよね。
ジーパンばっかりはいてると、ハンカチ持たないんですよ。その辺の地べたに座っちゃうんですよ、これでいいんですよ。(と言いながら、自分のももあたりをポンポンとたたく)
でも今回スーツを着て、そのスーツも..... 汚いところと言うと、言い方、ちょっと語弊があるかもしれないけれども、汚れたところでもスーツでいなきゃいけない、と。
でー、まぁ、後はね、着がえて、まぁ真っ白な衣装も、すごい衣装もあるんですけれども、それも気をつけていないと白ですから、す〜ぐ汚れがついちゃうんですね。
ごくごく当たり前だけども、汚いところへ行ったら手を洗ってうがいをしましょう。もぉ幼稚園生でも習っていたようなことが..... アレッ?って。
気がつくと出来てないかもよ、っていうときってないですか?」
「マニュアルに『ハンカチは忘れないこと』.... これも入ってるんですね」
「うーん。あっ、それはもぉ、そっちゃもぉ、それは入ってないんですよ。」
(ここで3人、爆笑)
「それはやっぱりあのぉ、現場にはハンカチは要らない場合があるので」
「そぉ言えば、県庁バッヂしてますね?(と、織田さんの左襟下に光るバッヂを指差して)」
「はい。(と言いながら、そのバッヂに視線を落とす)」
「自然にしている?」
「う〜ん、いや最初は向きが違っている、(バッヂを触りながら)間違ってましたね。」
(ここでも爆笑)
「向き違ってま〜す、みたいな。」
「そんなの分からないですよねぇ」
「え、あのぉ... (笑)」
「でも、そぉすると、その自分の役柄といったものに」
「はい」
「撮影中は、オフの撮影していない時間帯であっても、ちょっと引っ張られる? その時期は」
「うーん、そぉですねぇ。引っ張られるっていうか、最近はそのままで居たほうがラクかなって思いますね。」
「そーぉですか。そぉ考えると、ひとつの役柄にずーっとそれに浸っていると、やっぱり他のもやりたくなる?」
「そぉですねぇ、やっぱり一つで全てを表現する役には、未だ出会ってない、というか....」
「確かにね」
「ただ、じゃぁ他の役はどぉか、って言うと、それぞれの役をやっぱり愛してるんですね、僕は。
で、これからも、うーん、そこにはいない人たちっていうのかな、新しい血をどんどん入れてかないと、やっぱりなんかこぉ、濁ってくるんですね、血って。
新しい血を常に入れて、循環していかないと、ここに元々いた愛してた人たち、までが、かすんでしまう。
だから常に新しい血は僕は入れたいですね。」
「そこで今回もぉ(と言いながら、フリップの『県庁の星』と書いてある部分を指でグルグル囲みながら)画期的な」
「そぉですね」
「キャリア組という」
「すっごい新しい血が入ってきた。こんな血は滅多に出会えない。僕は初めてですけども」
「で、一方(フィルモグラフィ:映画名の書かれていたフリップの右半分が今まで隠れていたのですが、ここでめくると、主な出演TV番組が5,6個、書かれていました) 全てを挙げるのは難しいです。それで幾つか注目作品を選ばせていただきましたが。」
「はい。」
「ま、様々な作品がありまして、私、ふと.... そぉなんだと思ったことがありまして。この織田さんのTVドラマと映画の関係にいきますと、例えば、本広監督(と言いながらTV番組名の『お金がない!』と『踊る大捜査線』を黒マジックでチェック)と『お金がない!』でご一緒していて」
「はい。」
「このドラマの『踊る大捜査線』もそぉですけれども、(と言いながら、左に書かれていた映画名の『踊る大捜査線 THE MOVIE』に矢印を書き加えます)、コチラにいってますね」
「はい。」
「そして、『振り返れば奴がいる』(ここでも同じように....)は、」
「はい。」
「これは、若松監督でした。(と言いながら同じように、TV番組名と映画名を矢印で...)」
「『ホワイトアウト』です。」
「さらに、『恋はあせらず』『ラストクリマス』」
「はい。」
「この2本は、西谷監督ですから(と言いながら、TV番組名と映画『県庁の星』を矢印で)『県庁の星』に繋がる。」
「はい。」
「ドラマでご一緒している監督さんと、その後映画で」
「はい。(フリップを見つめる真剣なまなざし...)」
「一緒に取り組むという形が、かなり見受けられます。
このことというのは、自分のスタイルとして、今までやはり意識されたことなんですか?」
【自分と監督との関係は?】
「う〜〜ん、意識というか、僕はたまたま映画でデビュー(と言いながらフリップの『湘南爆走族』の箇所を指差して)、そのあと暫くたってから、あのぉ...、民放のドラマをやるようになって、たりして、で、常に両方やってきたんです。
でー、何故やってきたかっていうと、両方楽しいからです。全然あのぉ、芝居ということに関しては全く、同じなんですけども。
だったら、作品によって使い分ければいいじゃないっていう....。
この企画に関しては、絶対的に2時間で映画で見せるべきだ、っていうのと、この企画に関しては、連ドラじゃないと無理だっていうのもあるわけですよね。
長さによっても、やっぱり企画によっても向き・不向きがあると。だから別に、それにあった、あってるのをやればいいんじゃないかと思うし。
そこで、じゃぁ誰とやりたいかっていうと、もぉ単純に、素晴らしいって思う、この人だったら一緒にやって、ついていきたい!っていうか。
監督って親みたいなもんですから。それが、あるときはまぁ、親だけじゃなくまぁ、時にはあのぉ、親友になったり、ま戦友かな、戦友になったり、とか、イロンナことになるんでしょうけど。
やっぱりあのぉ、一緒に戦う上で、この人だったらもぉ、僕、行けっ!って言われたら、前線飛び出していきますと。後ろは絶対守ってくれる、だから僕はもぉムチャしようが何しようが構わず突っ込んでいける。
そぉいぅ信頼感のある人と、やりたいっていう。」
ここで、画面には、あの赤いエプロン姿のおなかのあたりだけ映ります。
一瞬、織田さんかと思いましたがネクタイが違うんです、そぉ、笠井さんでした^^;
ここでカメラがひいて....
「満天堂です(と言いながら頭を下げます)」
「ハハハハッ(大爆笑) 僕がインタヴューしなきゃいけない。」
「(エプロンをさして)懐かしいんじゃありません?」
「いやぁ〜〜〜〜」
「これずっとしてきたわけですから」
(ここで、映画のシーンが流れて、このエプロンが映画の象徴であるナレーションが被る)
【今回の象徴的な衣装】
「そこでここからはですね」
「はい。」
「『県庁の星』に、ぐっとフォーカスして、幾つかのキーワードでお話を進めていきたいんですが。まず最初に」
<キーワード1:野村聡>
画面には、"撮影中涙をこらえた あのシーンとは・・・?"の文字。
「この野村という役柄を作っていくうえで、どんなことを重視しました?」
「いやっ、もぉ...(ここで、また、肘をつくふうのスタイル)重要視というか、全てが僕にとっては、これでいいのかな?っていう処もあるし、このぉ.... 監督、もし西谷監督でなければ、また違った野村に、全然なってたでしょうね。」
「自分の役に入るっていう話がありましたよね。」
「うんうん。」
「この野村の役に入るっていうのは、」
「もぉやっぱり..... 耐え切れなくなりますね。」
「ほぉ〜〜〜」
「非常...に、そぉいう意味ではあのぉ、難しいというか、苦しい....。」
「今回のいろんな撮影の中では、ご自身のなかで挑んだところ」
「(息をハゥ〜ンとついて) そぉれはやっぱり、あのぉ.... (ここで西谷監督の方に顔をむけて)あそこでしょうかねぇ...。
う〜〜ん、段ボールを、ちょっと持ってるんですけど(と言いながら両手をこすりあわせています)まぁ、あんまりちょっと詳しく言ってしまうとアレなんですけど。」
「難しいですよねぇ」
(このあたりで、そのシーンが流れます)
「難しいんですけど。非常〜にあのぉ.....、監督の演出にもすごい、ビックリしたし(このあたり、流れているシーンのセリフと被るので聞き取りにくく) 来たか!という感じがするしぃ、それに何とか応えたいと思ったし。
それと.... 現場でぇ、涙がとまらなくなっちゃうような、なんていうんだろう、別に芝居関係ないんですよ。
その、もぉ、その風景をみてるだけで涙がとまんなくなっちゃうような気分になったのは.....、あんまり記憶にないですね。
.....、ちょっとこぉ、なんていうんだろう、見逃せないんですよね。
すごくそぉいぅ意味ではドンパチがあるわけじゃないですし、派手さ....って意味ではないですけど、こぉれはスクリーンで見て欲しい。」
「ねぇ、こぉ、派手なアクションがあるとか、あのぉ仕掛けがあるとか、SFXがあるとか、そぉいぅのは全く無いんですけども。(このあたり織田さんは、右手をあごにあてながら、深く頷いていらっしゃいます)いい、あのぉ役者さんたちが揃いましたんで。」
「それぞれの役どころがバチィッ!とハマってる感じ」
「そぉですね。素晴らしい」
「だから楽しいコラボレーションになりました。それで役者さんといえば、キーワード2でございます」
<キーワード2:二宮あき>
柴咲さん演じる「二宮」さんのシーンを紹介
「柴咲さんとは初めて?」
「初めて」
「ですよね」
「はい。」
「どぉでした?」
「いやぁ...、もぉ、素晴らしいですね。うん、あのぉ....、まぁ、Miss Perfect(ミス・パーフェクト)みたいな感じですかね」
「西谷監督は初めて?」
「初めてです。」
「どぉでした?」
「ほんとに天才でしたね、彼女は。」
「どぉいぅ処をとらえて、そぉいぅ言葉が出るんですか?」
「あのぉ、やっぱりよくほんとに計算してますしねぇ、その瞬発力もみごとでした。それはほんと映画ご覧になれば、頂ければ、一目瞭然だと思います」
「実際に、NGとか凄く少ない女優さんって聞いたことがありますけれど」
「うんうん。」
「現場はやっぱりそぉでした?」
「そぉですね、うん。」
「非常に作品自体が、いろんなテーマを持ってると思うんですけども、三つ目のキーワードは」
<キーワード3:昼夜逆転>
連日続く明け方までの撮影 <その舞台裏とは・・・?>
「ほんとに営業なさってる場所を借りる、バックヤードで撮影してても後ろで撮影してても、実際バックヤードの仕事があるわけですよね。お客さんには見せられない顔。ハラハラドキドキというか(笑)。」
「へぇ〜〜〜〜〜」
「とにかくキチッとしたもの作らないと素晴らしいスーパーだったんで、お邪魔しちゃって、ほんとスイマセンっていう。懐が深い」
「そぉ思いますか。どこのスーパーなんですか?」
「岡山県ですね。」
(ここで映画のポスターが映り、スーパーの前でスーツ姿の織田さん演じる野村と柴咲さん演じる赤いエプロン姿のアレです)
「この外観がまさにそぉなんですね」
「そぅです」
「ポルカっていうスーパー。満天堂は確か三流スーパーっていう設定でした。」
「そぉです」
「そこもひっかかりました?」
「 ...もあるんじゃないですかねぇ。」
「じゃぁ、ポルカさんは太っ腹ですね」
「そぉですね、ほんとに。で今、三流スーパーっていうのはないですからね。実際にはもぉ」
「そこで最後」
<キーワード4:改革>
「映画全編を通して『改革』という言葉が、出てまいりますけども」
「すごくあの、象徴するようなセリフがあって、正にその通りと、思うんですけど。」
(ここでまた、映画のシーンが流れる)
「もぉこれだけ世の中モノが溢れて、全部揃ってる、まぁ揃ってない部分もありますよ。
そこはまぁ勿論リニューアルしていかなきゃいけないんだろうけども、そぉいぅもの... だけじゃなくて、やっぱり大事なのは、じゃぁほんとに必要なものは何かって。
これだけ、もぉ豊か、な時代は過ぎ去ってですね、えー、節約節約って騒がれている今ですから、ecoとか。
だからそぉいぅ意味では、じゃぁ、そのほんとに必要なものって何なのか、っていうところ... に、すごく凝縮されてると思うんですけど。
ほんとに大事なのは何かっていう、ことをすごく考えさせられる」
「実際に私観ていて強く感じたのは、結構自分の中でも普遍的なみんなテーマとしてありますよね」
(ここで織田さん、深く2度頷きます)
「このまんまでいいのか、さっきの織田さんの話にもありました。そこをうまく、こぉすくい取ったテーマ設定になってるなっていう、やっぱり強く感じたんですよ」
「あのぉ、撮影期間から公開まですごくタイトですから、厳しいんですけど、でも、ほんとに旬ですよね」
「うん、そぉですね」
「旬をきりとって、今、アッ!って。2006年って、こぉいぅ時代だったんだなっていう」
「そぉいぅ意味では、男女ではありますけども、恋愛を内包しつつも、バディムービー(=とは、2人の主人公が同じ目的を持つ映画、というニュアンスだと思います)ですね」
「そぉですね」
「気持ちがいい、観ていて。ぶつかり合いながらも」
「それと同時に、これはエンタティメントって書いてあるんですね(と言いながらポスターの、その文字の部分を指して)。
エンタティメントでありながら、僕はこんなに勉強さして頂いていいんでしょうか、とかみたいなところが、僕ん中ではすごくやりながらあって、も、僕はこの作品は人生のバイブルにして、とっとこう(=とっておこう)って思ってますけども。」
「その意味分かります...」
「これね、1人で観にいくより、たぶんあの、仲間だったり、友達だったり、その親だったりとかでもいいし、複数で観にいった、方がいいかもしれない。」
「織田さんとしては、ここ非常に今回強烈な、ある種、衝撃な体験の映画に挑戦しました。
これから、この先ですね、どぉいぅ処を俳優として目指して生きたいなって思ってます?」
「まだ、イロンナことがやりたい!っていうのは、相変わらず持ってますね。」
「そぉですか」
「はい。ただ、あのぉ、常に期待してて欲しいし、その期待される、中で期待をいい意味で、裏切っていきたいっていうのは、やっぱりありますよね。
う〜ん、なんか、期待されないほど寂しいのはないですし....。期待されるほど苦しいのもないんですけど、でも、こんな喜びはないですね。」
「完成直前ということになりましたけども、いろんな話を聞かせていただきました。
最後にですね、視聴者の皆さんに、ひとことメッセージをですね、聞かせると」
「(カメラに向かって姿勢を正して)もぉ、こんなミラクルはあるのか、ないのか、これがスタートなのか分かりませんけども、『県庁の星』、えー、ほんとに、えー、こんなに僕は、えー、ためになったエンタティメントは無いです。
えー、というか、人生のバイブルとして、ほんとに自分の本棚に入れておきたいような映画です。
えー、是非ご覧ください。」
大変、簡単ではありますが、こんな感じでした・・・
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