アフリカ大自然SP 僕らはサルだ! 織田裕二の類人猿とふれ合う感動紀行
O/A : 2007.08.20(月)<TBSテレビ>
前回は「象」にスポットライトをあてましたが、今回はずばり、「サル」!
2年の撮影月日をかけ、織田さんがアフリカの大自然を旅したドキュメンタリー番組、第2弾(笑)
なんでも実際の企画があがったのは、かなり前だったようです・・・
今回のナレーションは女優・深田恭子さん。素朴な疑問としてなぜ深田さん??
織田さんご本人のお時間的に難しいのであれば、局アナあたりにでもナレーションをやって欲しかった、というのが個人的な感想です。
まどろっこしぃ、そんな語りに何度となく気を奪われてしまった私^^;
「人間って何だろう?」という素朴な疑問をもった織田さんが、その答えを求め原始的なサルや人類に最も近いといわれている類人猿に会いに行くというドキュメンタリー。
マダガスカルやアフリカのタンザニア、そしてルワンダを訪れます。
マダガスカルでは、原始的なサル、ワオキツネザルやシファカ、アイアイなど。
タンザニアでは、子育て名人のおばあちゃんチンパンジー。
ルワンダでは、父親を中心としたマウンテンゴリラの家族と出会い、サルたちの生態を観察して感性豊かにリポートをしてくれています(笑)
取材は2005年1月にマダガスカルを、そして、2006年8月にはタンザニアとルワンダで行なわれたそうです。
織田さんは、2005年5月にO.A.された「織田裕二 アフリカスペシャル 象物語」では仔象との感動的な出会いを体験されました。
今回はカワイイ赤ちゃんチンパンジーや、好奇心いっぱいのゴリラの子どもらとの出会いを体験。
アフリカ・ドキュメンタリーは、ライフワークの一つになりそうですね^^;
織田さんの言葉は、青字で表記させて頂きました。
▼マダガスカル・原猿類を探して
織田さんが最初に向かったのは・・・
アフリカ大陸の東に浮ぶ巨大な島・マダガスカル。
恐竜時代に大陸から切り離されたこのマダガスカル、この島でしか見られない貴重な固有種が多いことでも知られているそうです。
カメレオンや巨大昆虫などなど、奇妙な動植物がいっぱい。
ここマダガスカルにはサルの天敵がいなかったため、サルたちは独特の進化をとげる事ができたたそうで、織田さんはワオキツネザル、シファカ、アイアイなどと出会います。
彼らの生態を観察することで、人の先祖がどのように暮らしていたのかを想像することができる・・・。
織田さんは、世界最大のキツネザルがいるということを聞き、ペリネの森へ。
研究者からこのキツネザルが、テディベアとジャイアントパンダの中間のような姿をしていると聞き益々興味が高まる織田さん。
何キロ先までも届くサイレンみたいな声で鳴き、10メートルものジャンプ!
▼娘の育児放棄を救った肝っ玉チンパンジー母さん・グレムリン
次に織田さんが目指すのは・・・タンザニア。
巨大な湖タンガニーカ湖のほとりゴンベの森で暮らす野生のチンパンジーとの出会い。
そこには子育て名人のおばあちゃんチンパンジー・グレムリンがいるらしい。
しかし、チンパンジーたちを保護するために制限された時間の中でチンパンジーを観察することに・・・。
織田さんたちはグレムリンと出会い、驚愕の事実を知ることに!
グレムリンの娘で初めて赤ちゃんを産んだメスが、ナント子育てを放棄!
私たち人間界でも最近問題になっている ''育児放棄'' がまさかチンパンジーの世界にも?!
幸いなことにグレムリンが、その赤ちゃんを授乳しながら育てていると聞き、安堵。
当時、奇跡的なタイミングでグレムリンもちょうど乳児を抱えており、グレムリンは我が子と孫を同時に育てることになったそうです。
そんな事例は世界初! とっても貴重な子育て映像が紹介されます。
愛らしい表情を見せる赤ちゃんチンパンジーたち。思わず織田さんの表情も和らぎます。
でも・・・ 現実問題としてグレムリンは既にに36歳と高齢で、赤ちゃんチンパンジーたちが乳離れするまで無事に生きながらえることができるのか・・・。
▼ルワンダ山奥・巨大マウンテンゴリラ
ゴンベの森から次の目的地は、アフリカ中央部の国・ルワンダ。
地上最大最強の類人猿・マウンテンゴリラの家族を探しに山岳地帯へ。
マウンテンゴリラは、絶滅が非常に危惧される種類で現在わずか380頭。
織田さんは、アガシャという名の父親を中心としたマウンテンゴリラの家族に出会ういます。
成熟したオスは背中の毛が銀色になり、シルバーバックと呼ばれるそうで、アガシャの背も銀色。
マウンテンゴリラの世界では、父親が家族の繁殖と共に、子どもの養育を生涯担うそうです。
ほんの数メートルの距離にまで接近し、静かに家族の様子を観察する織田さん。
アガシャが食べる草を織田さん自らも口に運びます。
見るからに凶暴なイメージがありますが実は、とても平和的で仲間同士で争うことはほとんどないと言われているマウンテンゴリラ。
正にそんな風貌のアガシャと無邪気に戯れる子どもゴリラたちの愛くるしい仕草や表情が印象的です。
このルワンダという国は、つい10年程前、内戦が勃発し多くの人命が失われてきました。
織田さんは、1994年に4千もの人々が殺された虐殺メモリアル教会を訪ねます。
事件当時のままに放置されたおびただしい数の人骨・・・。その凄まじさには息をのむばかり・・・。
素朴な疑問「人間って何だろう?」、織田さんはこの答えのヒントの一つに少なくとも今回の取材を通して近づけた事でしょう…。
それでもまだまだほぉんの入口に立てただけ、これからもこの答えを見つけに旅は続くのでしょう。
「ひと言でサルと言っても、こんなにたくさんの種類がいたのかと、改めて実感しました」
「その中に ''人間の元になっているもの'' があり、そして又 ''これからの僕たちが参考になること'' が含まれているのではないかと思いました」と語っていた織田さんの言葉が印象的でした。
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