十九歳 : レヴュー(TV DRAMA)
(Update:2006/01/12)
【放送】 1989年01月17日〜3週(全3話)
<演出>望月良雄 (以上、敬称略)
| 放送回数 | サ ブ タ イ ト ル |
| ◆第1話 | 「編入!俺はダブりの三年生」 |
| ◆第2話 | 「反抗!ヒリヒリするほどいい気分」 |
| ◆第3話 | 「卒業!親不孝 終ってみると丸裸」 |
〔あらすじ〕
埋立地でオフロードバイクを走らせる一人の若者、村上大介(織田さん)。彼は19歳、高校中退者である。何としてでも高校を卒業し、大学へ進学して欲しいと願う父・市造(佐藤慶)は、大介を受け入れてくれる新しい高校を探してくる。そして、 「一の瀬高校」 に編入試験に向かう大介を心配げに見送る母・奈津(吉村実子)。
気の進まないまま編入した「一の瀬高校」ではあるが、そこでバイク通学生を見て、大介は、この「一の瀬高校」ではバイクに乗れるのだと胸を躍らせる。中退した大介にとって、バイクは唯一自分の心の拠り所であり、夢でもあった。
大介の新しい高校生活が始まる。寮での大介の仲間は、8人。それぞれが、苦い過去を持って編入してきたのである。この青葉寮の寮監は、熱血教師・香月(三浦友和)。香月の妻は、ひき逃げされ今なお入院している。
入寮早々、大介は香月と衝突する。バイク通学は、自宅からの通学のみ認めるとする高校側と、バイクに乗りたい想い一新で、この一の瀬高校にやって来た大介とは対立したまま。そぉいぅ一連の大介の態度を一番、苦々しく思っているのが教師・大野(橋爪功)だ。
そんななか、かつてパリ・ダカールのラリーのキャリアを持っている多田(西郷輝彦)と出会う。多田は、現在は小さなバイク屋をやっていた。大介は、夢でもあるパリ・ダカールラリーに心を馳せながら、学校や、香月、そして両親との狭間でもがく......。
〔感想〕
織田さんのTV初主演作品「十九歳」。
コノ中で、中途半端な立場に置かれた19歳の大介を、荒削りながらも、実によく表現されている姿がとっても印象的でした。 ガラス細工のように、キラキラしていて未だピュアな気持ちを持ちながらも、ひとたび何かの拍子に大きく壊れてしまい自暴自棄になりかねない。加えて、十二分に持て余しているエネルギーの発散方法が分からない反抗的な大介。そんな微妙な高校生役を文字通り、体当たりで演じていた織田さんです。
香月と対立するシーンでの大介のセリフ 「モトクロスは、スポーツだ!」 このセリフ回しの織田さんの眼には惹きつけられました。ギラギラとした目ヂカラには....。(←この頃から目ヂカラはありました)
また、今となっては拝むことができない?!織田さんの入浴シーンとか、ちゃぶ台(今では死語でしょうね・・・)をひっくりかえすシーンも出てきます。
チビと名づけた犬とのシーンには、内面に隠している優しさや、純粋無垢の表れで、トッテモいい顔されています。この織田さんの演技力・存在感に強烈な印象を持ったことを、今でもついコノ間のように思い出すことができます。
私にとっての織田さんの原点でもある、このドラマ、思い入れは深いです。
とにかく当時、こぉいぅ若手の俳優さんは見出されていなかったと思いますね。そんな処へ、この演技でしたので、もぉ後ろから不意打ちくらったような、スッコ〜〜〜ンと^^; ソノ頃はすっかり外国の俳優たちに現を抜かしていた自分でしたので、良い意味での大きなショックを受けたことを思い出します。
織田さんご自身にとっても、ターニングポイントの一つになった作品のようです。この「十九歳」を見ずして、俳優・織田裕二は語れないでしょう。 皆さんはどんな感想をお持ちですか......。
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