ロッカー(世にも奇妙な物語) : レヴュー(TV DRAMA)
(Update:2005/01/16)
【放送】 1990年05月03日
<演出>瀧川治水 <脚本>橋本以蔵 (以上、敬称略)
番組のストーリー・テラーであるタモリさんが、まず登場。
そして暗い部屋のロッカーに自分のコートをしまい、扉を閉めると、タモリさんの背後に織田さんの姿が。
〔あらすじ〕
赤いキャップを被った産業スパイ(織田さん)が、とある研究室の忍び込み、スキャナーを使って研究の情報を収集している。 そんなところへ研究員(段田安則)が入ってきて、見つかってしまう。
2人の格闘中、ガラスの灰皿で研究員をあやまって殺してしまう。
逃げ出そうとしたとき、警備員の照明が。とっさにロッカーの中に逃げ込む。
そして警備員が死体をみつけ走り出していく。ここでロッカー内の産業スパイの荒々しい息遣い......。
人の気配がなくなったのを確認して、出ようとするも一向に扉が開かない。
足で蹴ったり、体当たりしてもビクリともしないのだ。戸惑う産業スパイに焦りの色がみえてくる。
そぅこぅしているうちに警察の捜査が始まる。その様子をじっとロッカーの中から見つめる産業スパイ。
ふと床に横たわった死体が映る。なんとコチラを見て笑っているようにみえる。
そしてロッカーの中に貼られた写真やネームプレートを見て、愕然とする。
そぅ、このロッカーは、「ア、ア、アイツのロッカーだったんだ」というセリフ。絶望の淵にたたされたような表情。手袋をとり、自分の手を見つめ、やりきれない苦悩の表情。
そんなところに、また捜査員がやってくる。そして廃棄業者もだ。廃棄業者がその、ロッカーを運び出す。スクラップ場へ運搬されていくのだ。
スクラップ場に到着。
閉じ込められたスパイは、「助けて〜〜っ」と絶叫するが、その声は誰の耳にも届かない。スクラップにされる〜〜〜〜
そして画面は変わり、な〜んだ、あのスクラップにされそうになったのは夢だったのか、と安堵するも、実はそぅではなかった。一瞬妄想の世界へ入りかけたのか。
「誰か助けてぇ〜〜」と叫び続けるも、その声はかき消され、ロッカーは巨大な磁石板のようなものに吸い付けられ、そして!!
次の瞬間、無残にペシャンコに潰された金属の塊が映る。赤いキャップらしきものが、ベロのように垂れているように見える......。
〔感想〕
このドラマは、織田さんをはじめ、出演者全般、セリフが殆どありません。
産業スパイを演じている織田さんの目線で描かれています。
これだけの表情や目での演技を1990年当時、していたとは本当に驚きです!! いやぁ、本当に迫ってくるような迫力は凄いと思います!
やはり、実際にご覧頂き、演技力をとくとご堪能頂きたいです。 皆さんはどんな感想をお持ちですか......。
|