東京ラブストーリー : レヴュー(TV DRAMA)
(Update:2005/01/16)
【放送】 1991年01月07日〜03月18日 【月9 枠】
<演出>永山耕三 <脚本>坂本裕二 (以上、敬称略)
【最高視聴率32.3%】
| 放送回数 | サ ブ タ イ ト ル |
| ◆第1話 | 「出会いと再会」 |
| ◆第2話 | 「愛っていうやつは」 |
| ◆第3話 | 「二人の始まり」 |
| ◆第4話 | 「君の翼になる」 |
| ◆第5話 | 「いつも思い出して」 |
| ◆第6話 | 「赤い糸に結ばれて」 |
| ◆第7話 | 「愛は待たない」 |
| ◆第8話 | 「この恋を信じたい」 |
| ◆第9話 | 「行かないで」 |
| ◆第10話 | 「約束」 |
| ◆第11話 | 「さよなら」 |
〔あらすじ〕
愛媛から東京に出てきたばかりのサラリーマン・永尾完治=通称カンチ(織田さん)、同僚・赤名リカ(鈴木保奈美)、カンチの親友で、しかもプレイボーイな医学生・三上健一(江口洋介)、同じくカンチと三上の親友で、カンチの長年の憧れの女性・関口さとみ(有森也実)。この4人が織り成す恋愛ドラマ。
カンチは関口さとみに、ずっと思いを寄せている。
しかし、さとみはカンチの親友・三上に心惹かれていたのだ。
カンチは、同じ会社で知り合った赤名リカから一途に愛を打ち明けられ、自由奔放なリカに振り回される。
この2人の恋愛は成就するかに見えたが......。
赤名リカと永尾完治のストレートな恋愛を描いたラブストーリー。
恋愛の重さという抽象的な葛藤を描き、視聴者の心をわしづかみにした、90年代を代表するドラマのひとつ。
〔感想〕
放送当時、月曜はOLが退社時間早々に帰宅するとまで言われ、ある種、社会現象にまでなった伝説の "月9" 。
バブルに翳りが見え始める頃、このドラマは放送されました。
この「東京ラブストーリー」のリカの恋愛観というものは、今までにないほど強烈なもの。
リカは帰国子女で、優雅な部屋に住み、そして経済的にも精神的にも自立している、そんな女性として描かれていました。 当時、多くの女性がリカをカッコイイと思い、憧れていたことでしょう。
でも、その反面、所詮自分たちは、リカの対極に位置する「さとみ」にしかなれない、そぉいぅことも分かっていながら見続けていたと思います。
主題歌、小田和正さんの「ラブストーリーは突然に」の前奏(三連符♪チャチャチャン)が、ここ!っていう盛り上がるシーンでは必ず流れてくるんですねぇ! ホント憎いぐらいのタイミング。
また、当時、織田裕二さんが歌った「歌えなかったラヴ・ソング」が、どぅしてもコノ主題歌「ラブストーリーは突然に」をランキング的に越えられず2位どまりだった、という話題もありましたねぇ。懐かしい〜〜〜。
一途にリカから愛される四国から上京してきた心優しいカンチ。
四国から上京してきた3人組(カンチ、三上、&さとみ)が全く方言を喋らないんだよねぇ、と当時友達と笑って話したことを思い出しました^^;
思い出深いセリフや心をうつシーンも数々あります。皆さんは、どんなシーンに心揺れ、また、脳裏をかすめるセリフがあるでしょうか?
私が真っ先に思い出すシーンは、「この空に虹かけて」に返すセリフの「それはできないかもしれないけれど......」からの一連のシーンですね、やっぱり。冬の寒さにポッと温かさを感じさせてくれ、とても印象深いです。
あとは、織田さん演じるカンチの部屋でリカと「おこた」に入りながらミカンを食べながら話すところでしょうか(笑) 確かそのあたりのシーンはOKが出るまで、織田さんは随分とミカンを食べるはめになった話もあったと記憶しています。
また、最終話の表参道でのシーン。3年後に、カンチ&さとみ夫妻が、リカと再会するシーンも思い出すことが多いですね。
随分と現在の表参道は変貌してしまっているので、あの「KEYWEST」は今の建物のどのあたりだっけ?なんて考えながら闊歩することもあります。
勿論、愛媛でのシーンも見逃せません。
現在でもハンカチを結びに来ている方がいるそうで、さすが「伝説の月9」という当時の物凄さ、感じることができると思います。
そして織田さんの白っぽいコート姿がトレードマークにもなっていました。
最終回の視聴率は、32.3%を記録。
そんな高視聴率の陰で、後半カンチの気持ちが、リカから幼馴染のさとみに簡単に移ってしまうことが理解できず、身体が動かず気持ちを入れられない状態での苦しい撮影だったと、織田さんは話しておられました。
当時は、現在以上に女性主役ドラマが全盛でしたから、主役にならなければ自分の意見が通らない、通りにくいことを痛感されたようです。
それが、アルバム「逆風」のコンセプト、はたまた「振り返れば奴がいる」に代表される男が主役のドラマに反映されていったようです。
最後の3話分、織田さんはご覧になっていないと以前仰っていましたが、今でもご覧になっていないのでしょうね、きっと。 皆さんはどんな感想をお持ちですか......。
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