真昼の月 : レヴュー(TV DRAMA)
(Update:2005/02/02)
【放送】 1996年07月04日〜09月19日 【木10 枠】
<演出>土井裕谷泰 <脚本>遊川和彦 (以上、敬称略)
【最高視聴率23.2%】
| 放送回 数 | サ ブ タ イ ト ル |
| ◆第1話 | 「永遠の秘密」 |
| ◆第2話 | 「戻れない二人」 |
| ◆第3話 | 「悲しい告白」 |
| ◆第4話 | 「くちづけ」 |
| ◆第5話 | 「心の傷」 |
| ◆第6話 | 「こんなに愛しているのに…」 |
| ◆第7話 | 「別離」 |
| ◆第8話 | 「私の中の他人」 |
| ◆第9話 | 「逃避行」 |
| ◆第10話 | 「あなたにいてほしい」 |
| ◆第11話 | 「犯人との対決」 |
| ◆第12話 | 「最高の復讐」 |
〔あらすじ〕
母の家出、そして父の死から、高校を中退し家業のクリーニング店を継ぐ直樹(織田さん)。その直樹が心から愛したいと思った女性・舞永(常盤貴子)はアナウンサー志望。
そんな2人は、ある日のこと、直樹が車で犬を轢きそうになって知り合った。
その舞永が直樹との待ち合わせの場所に急いで向おうとしていたとき、レイプされてしまう。
自分から会いたいと連絡してきたのに、約束の場所に現れなかった彼女を心配して直樹は、来る日も来る日も舞永の部屋を訪ねる。そして、やっと会えたにも関わらず様子がおかしい......。
たまたま知り合いになった看護婦・茉莉(飯島直子)が、話していたレイプの被害者が舞永であることを知ってしまう直樹。
舞永は自分の夢のため表面的には立ち直ったかにも見えた......。
しかし、日常の些細なことに不安と恐怖でイッパイになってしまう。そんな彼女を救えるのは自分の愛情しかないと直樹は考える。
一途な愛情を注いで彼女に接していくが、2人の気持ちとは全く裏腹に、彼女の「心の傷」はナカナカ癒されることはなかった。
そんな状況に哀しみと焦りをだんだんと募らせていく直樹。そしてやがて、2人は別れてしまうことに。
直樹はその気持ちを紛らわせるためか茉莉とつきあおうとする。
そんな2人を見てしまった舞永は、ショックのあまり半ば自暴自棄的な行動をとることになってしまうが、取り返しのつかないことになる寸前で直樹が彼女を救い出す。
しかし、直樹は半死半生のケガを負うことになってしまう。そして、自分が初めて死ぬかもしれない、という恐怖を味わったことで、彼女の本当の気持ちに触れたような気がした直樹は、もぅ一度舞永とやり直そうと決意する。
〔感想〕
当時の会報を読み返してみると、撮影中の織田さんは今でも勿論そぅでしょうが、廊下を歩くシーンのなかでも目線や肩の落とし方やら、歩幅にいたるまで実に入念なチェックをしながらの撮影だったようです。
加えて、直樹はクリーニング歴10年ということで、撮影前には、アイロン掛けや、シャツのたたみ方などなどの実習もされたそうです。
直樹と舞永の2人に立ちはだかる障害になるのは、トラウマ「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」です。
過去に経験した出来事によって心に深い傷を受け、それが原因となり不安・不眠・悪夢等々の心の苦しみに悩まされることに。 「心の傷」を「本物の愛」で癒すことができるのか、そんな究極のラブストーリーでしょう。
深い傷を残すレイプ。体の傷は癒えても、心の傷の癒えないを舞永を常盤さんが正に体当たりで演技された作品でもあります。そして、その舞衣を愛する素朴な青年を織田さんが好演。
そぅいえば、迫真のレイプシーンには賛否両論が飛び交い、当時話題にもなりました。
また、このドラマにおいて癒しの象徴のような存在感を示すものは、そぅ「ハンゾウ(英国産のウェルシュ・コルギー)」です。 舞永に拾われて、結局は直樹の家で飼われことになっても、舞衣の気配をトッテモ敏感に感じとる、そんなハンゾウでした。 皆さんはどんな感想をお持ちですか......。
蛇足ながら、このドラマの主題歌を歌っているSwing Out Sisterは80年代後半あたりに「BREAKOUT」で、それこそソコソコの人気を博しておりました(← この曲、元気がでてくるようなサウンドなんですねぇ。好きでした〜〜)。
しかし、なんといってもこのドラマで使われた「Now You're Not Here あなたにそばにいてほしい」で、ファン層を広げたことは間違いありません、この曲もいいです。いずれも私の携帯の着メロに入っています^^;
|